生産者・作家さん紹介

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生産者さん

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小池 銀太(JA上野村職員)「上野村いのぶたセンター」勤務

Iターンで、「いのぶた」の生産に挑む

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どうして上野村に来ようと思ったのですか。

私は東京都出身です。東京農業大学の畜産学科を卒業した後、「社会の仕組みを学び、もっと人間としての幅を広げたい」と思い、農業とは全く関係のない不動産業の営業職として就職しました。
営業職として少し仕事が判ってきた頃、偶然、友人から「上野村でいのぶたを飼育する人を探している」の話を聞いたのです。
上野村という場所は、私にとって、とても馴染みにある場所でした。趣味のバイクで何度も国道299号を通っていたので、村の風景も良く知っていました。

これは何かの縁に違いない…

営業職を続けながらも、いつかは畜産の世界に戻りたいと考えていたところに、この話を聞いて、すぐに決心しました。また、他の地域ではあまりやっていない、いのぶた事業自体に、私自身が大きなチャンスを感じました。

いのぶたの飼育に携わってみてどうですか。

毎日大変です。いつも子いのぶたと格闘しています。でも一番大変なのがイノシシの管理なんです。なにしろ猪突猛進と言われるくらい気性が荒い動物ですから、慣れさせて動きを統制するのがとにかく大変です。 またイノシシは冬場に繁殖時期を迎えるので、夏場はなかなか上手く交配してくれません。
さらに、飼育期間も通常のブタよりも1.5倍ほど長い上に、繁殖が上手くいかないと生産効率がグッと下がります。
どうすれば効率よく育てられるのか、日々管理・研究を重ねながら飼育しています。

村の特産品ということですが、味のほうはいかがですか。

 生産している私が言うのもなんですが、とても美味しいです。多分みなさんは、イノシシとの交配と聞くと、臭みがあると想像するでしょうが、臭みは全く感じません。甘みがあります。豚肉よりも少し歯ごたえがあって、低脂肪、更に高タンパク質ですから、どんな料理にも合うと思っています。

これからどんな取り組みをしていきたいですか。

まずは生産量を増やすことが重要です。徐々に増えているのですが、なかなか村外に流通するまでは生産が追いついていません。よく村外の方からお肉が欲しいと言われるのですが、まだまだご要望に応えられていない状況です。今までの積み重ねによって、年々生産量が増えているので、これからは得意(?)の営業活動にも力を入れていきたいと思います。
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最後に夢を一言どうぞ。

いつか、このイノブタを全国ブランドにするのが夢です。出荷量を増やす努力を続けますが、やはりイノブタ料理を食べに上野村に来てもらいたいと思います。みなさま、お待ちしています。

太崎 琢也(JA上野村職員)「十石みそ工場」勤務

みそ作りは、地域おこしのために始まった

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上野村で「みそ」を作り始めたのは、昭和56年頃です。もともとは、村の缶詰工場の空き地利用として、製造を始めました。上野村は9割以上が森林のため、畑作が出来ません。農産物に代わる特産品を作れないか、流行すたれに影響されない伝統的な特産品は何かないだろうか、と思案した結果、みそを作ることを選びました。  昔はどこの家でも自家用の味噌を作っていましたから、村の古老達に作り方を教わることが出来たのです。

みそ作りと気候は深い関係にあるのですか。

味噌の熟成には温度管理が不可欠です。特に「十石みそ」は天然熟成で作っていますので、気候にあわせた温度管理がとても重要です。味噌を仕込んだ後、別の場所にある「みそ蔵」に「みそ」を運び熟成させるということも行い、管理しています。

麦麹というのは珍しいですね。

  大豆と二条大麦を同量仕込む10割麹の麦みそは、米作のできなかった当地域に伝わる味噌です。 米麹を使った味噌に比べると、少し辛口ですっきりした味わいです。その昔は、豆味噌と云って、大豆だけで味噌をつくっていたそうです。

作る過程で、一番気を使っていることは何でしょう。

みそは通常春に仕込み、ひと夏を越したら秋には食べられるようになりますが、発酵をコントロール出来ないため、均一な味を作ることが難しいのです。現在、約120トンを生産しているみその味にバラつきがないよう、製造・管理に気を使っています。

大豆も村内産ですか。

村内の遊休農地解消や新規就農者の拡大を図るため、村と農協で大豆生産の振興を行ってきました。年々栽培面積と収穫量が増え、村内大豆で製造したみそは、「上野村大豆使用」のシールを貼って販売しています。群馬県ふるさと認証食品に認証されています。村内産大豆の他に、みそに適した国産大豆も使っています。
 「十石みそ」は天然醸造なので、味噌に豆の味がよく出ている感じがします。この味噌には上野村の一年がぎっしり詰まっています。
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今後の抱負をどうぞ。

成功や失敗を経験し、一年一年何人もの担当者を経て、今日までたどり着きました。これからも、伝統の味を守り続けるとともに、さらなる品質の向上を目指したいと思っています。

宮川 弘尚(大和美術工芸)

古より親しまれてきた竹を素材にして、従来に無い竹の工芸品創りを目指して制作を続ける

古より愛されてきた竹を素材に新感覚の工芸として、宮川征甫が創案開発した技法、工法により真竹、虎斑竹、孟宗竹等をモザイクの様にして身近な小物から調度美術品に至るまで広汎な品々を創作して居ります。 折りおりにご利用戴ければ幸いに存じます。

今井 正高(今井挽物工芸社)

ケヤキを使った拭漆のろくろ製品を製作。

1954年上野村に生まれる。1975年上野村役場、同年木材加工業を地場産業として発展させるため神奈川県小田原市へ。2年間終業して帰郷、木工技術を普及。1987年独立。地元勝山に工房開設。